11月24日(月)
先週に続き唐突ではありますが、私には学がありません。正直なところ、小数点のある掛け算や割り算を筆算で行う事にもいささか自信がありません。自信が無い、という不自然な言い方をしているのは、実際に出来るかどうかを試していないせいで、それでは何故試さないのかと言うと、本当に出来なかったら困るからです。
ただ、唯一の救いは、私には学も無いけれど学歴も無い事です。これがもし、大卒でありながら小数点の割り算が出来ないとなったら世間の物笑いとなってしまいます。幸いな事に私は高卒ですから、九九が出来れば辛うじて世間の嘲笑を免れる事が出来ます。
しかし私の場合、問題なのは九九も六の段までしか確実ではない事です。七の段以降は、前もって「何月何日に七の段を聞きに行きます」とアポをとって頂いてからでないと答えることが出来ません。
何故急にこんな話をしているのかというと、実はつい最近、こんな事があったのです。
「あのーすいません。あそこのセット本なんですが、全6巻のうち、5冊だけ売ってもらうってできますか」
「ああ、あれね。いいよ5冊買ってくれるんだったら」
「よかった。で、いくらになります」
「1冊700円だから・・・3000円」
と言いつつレジを打ちました。700円×5冊だから3000円。と思ったら、出てきた数字は3500円。最初、打ち間違えたかと思いました。そしてすぐに、レジが壊れている、と思い直しました。しかし、お客さんも3500円を差し出しています。
七五三十五?そうだっけ?しばしキョトンとしていたら、お客さんが、ですよね?と言う顔で私を見ています。そこでようやく、おおそうか!7×5は35であったか!と思うに至りました。
確かに28に7を足しても、5に7を掛けても35です。念のため35を7で割ってみても5になりますし、7を5回足しても35です。もはや何処にも疑う余地はありません。この高度な数学的問題は一気に解決したのです。
あとは、目の前で胡散臭そうな顔をしているお客さんに対し、私の汚名をどう晴らすかと言う事だけです。高卒だから、というのは通用しないし、まだ七の段は習ってない、と言うには歳をとりすぎています。結局、色々考える間もなく、ゴメン間違えた、で済ましてしまいましたが、当のお客さんが店を出るときに、嫌な目つきでチラリとこちらを見たのがなんとも悔しかったです。
このように、私には学がありません。ただ、それで何か困る事があるのかと言うと、今の世の中では特に困る事はありません。計算も文字も機械が提示してくれますし、ラーメンを食べても煙草を買っても「この位くれ!」と向うで言ってくれます。
衆議院議員に立候補したとしても、学のあるなしは問われませんし、ファミリーレストランで立ち入り禁止をくらう事もありません。
ただ、学が無い為に困る事もたまにあります。例えば洋楽を聞いた時に歌詞の意味が分からないとか、同様に洋画を見るときにも字幕が無いとどんな会話を交わしているのか分らないとか。
あるいは円周率の求め方が分らないので、何故3.14なのか知る事が出来ないし、微分や積分の答えの意味が分からないので、実生活のどの場面で微分積分を使えばいいのか分りません。
アインシュタインの相対性理論に至っては誰からも説明を受けた事が無いので、未だに議論の場に参加できずにいます。法律だって判例の半分も知らないし、政治家の名前も全員は言えません。
せめて大卒でさえあれば、それらの事もチョチョイのチョイなのでしょうが、所詮高卒ではいかんともしようがありません。
私としましてもできるだけ努力はするつもりですが、事程左様に無学な古本屋なので、時にはべらぼうに安く買って驚異的に高く売る、というような事もしてしまうかもしれませんが、決して悪気があるのではなく、単に計算が出来ないだけですので、その辺はゼヒ大目に見てやって欲しいものだとお願いいたします。
本日の売上=11880円(8人)
内訳(
少年漫画=3700円、
少女漫画=280円、
写真集=4600円
一般書=300円、
雑誌=100円、
プレミア=3000円)
買取=3500円(2人)
現金残高=8380円
来客数=12人
レジ打ち=8人
1日一回のランキング投票お願いします。
ただ、唯一の救いは、私には学も無いけれど学歴も無い事です。これがもし、大卒でありながら小数点の割り算が出来ないとなったら世間の物笑いとなってしまいます。幸いな事に私は高卒ですから、九九が出来れば辛うじて世間の嘲笑を免れる事が出来ます。
しかし私の場合、問題なのは九九も六の段までしか確実ではない事です。七の段以降は、前もって「何月何日に七の段を聞きに行きます」とアポをとって頂いてからでないと答えることが出来ません。
何故急にこんな話をしているのかというと、実はつい最近、こんな事があったのです。
「あのーすいません。あそこのセット本なんですが、全6巻のうち、5冊だけ売ってもらうってできますか」
「ああ、あれね。いいよ5冊買ってくれるんだったら」
「よかった。で、いくらになります」
「1冊700円だから・・・3000円」
と言いつつレジを打ちました。700円×5冊だから3000円。と思ったら、出てきた数字は3500円。最初、打ち間違えたかと思いました。そしてすぐに、レジが壊れている、と思い直しました。しかし、お客さんも3500円を差し出しています。
七五三十五?そうだっけ?しばしキョトンとしていたら、お客さんが、ですよね?と言う顔で私を見ています。そこでようやく、おおそうか!7×5は35であったか!と思うに至りました。
確かに28に7を足しても、5に7を掛けても35です。念のため35を7で割ってみても5になりますし、7を5回足しても35です。もはや何処にも疑う余地はありません。この高度な数学的問題は一気に解決したのです。
あとは、目の前で胡散臭そうな顔をしているお客さんに対し、私の汚名をどう晴らすかと言う事だけです。高卒だから、というのは通用しないし、まだ七の段は習ってない、と言うには歳をとりすぎています。結局、色々考える間もなく、ゴメン間違えた、で済ましてしまいましたが、当のお客さんが店を出るときに、嫌な目つきでチラリとこちらを見たのがなんとも悔しかったです。
このように、私には学がありません。ただ、それで何か困る事があるのかと言うと、今の世の中では特に困る事はありません。計算も文字も機械が提示してくれますし、ラーメンを食べても煙草を買っても「この位くれ!」と向うで言ってくれます。
衆議院議員に立候補したとしても、学のあるなしは問われませんし、ファミリーレストランで立ち入り禁止をくらう事もありません。
ただ、学が無い為に困る事もたまにあります。例えば洋楽を聞いた時に歌詞の意味が分からないとか、同様に洋画を見るときにも字幕が無いとどんな会話を交わしているのか分らないとか。
あるいは円周率の求め方が分らないので、何故3.14なのか知る事が出来ないし、微分や積分の答えの意味が分からないので、実生活のどの場面で微分積分を使えばいいのか分りません。
アインシュタインの相対性理論に至っては誰からも説明を受けた事が無いので、未だに議論の場に参加できずにいます。法律だって判例の半分も知らないし、政治家の名前も全員は言えません。
せめて大卒でさえあれば、それらの事もチョチョイのチョイなのでしょうが、所詮高卒ではいかんともしようがありません。
私としましてもできるだけ努力はするつもりですが、事程左様に無学な古本屋なので、時にはべらぼうに安く買って驚異的に高く売る、というような事もしてしまうかもしれませんが、決して悪気があるのではなく、単に計算が出来ないだけですので、その辺はゼヒ大目に見てやって欲しいものだとお願いいたします。
本日の売上=11880円(8人)
内訳(
少年漫画=3700円、
少女漫画=280円、
写真集=4600円
一般書=300円、
雑誌=100円、
プレミア=3000円)
買取=3500円(2人)
現金残高=8380円
来客数=12人
レジ打ち=8人
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